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お客様へ残暑見舞いを注文し昼をすませた午後3時。芦屋川河口へ。連日の猛暑のせいか川に水はなく、海も干上がっていていつもより先まで立つことができた。川に足をつけ、水の写真でも撮ろうかなとカメラを持ってきていたのだけど残念。しばらくテトラポットや海鳥、波など見て帰ることに。いつもは水中の底にあるフジツボ付きの小ぶりな岩たちも露わになっていて、フジツボ君のびっしりぐあいに感心していたら足を滑らせ転倒。見事にすっ転んでしまう。やっちゃった〜と思った瞬間、手足に痛みが走ってみてみると血が滴り落ちていた。こんな炎天下の時間帯に河口にくるもの好きは周りにいなく、重いカメラを持って川に足をつけることもできず挙げ句の果てに転んで一人で流血…なんて考えると、なんだか虚しくなった。まぁでも、カメラ損傷でも、骨折るでもなく怪我したぐらいで済んだのだから良かった。事務所に戻り、水で傷口の汚れを拭き取り、消毒液に悲鳴をあげて完。
昨日から奈良の実家へ帰省。父が手術入院しているためそのお見舞いも兼ねて。特にやつれてもなかったし顔色も声も元気だったので順調に回復しているよう。一安心。孫に囲まれた病室はさながら託児所のようで、子供たちははしゃぎ回っては大人たちに制される。
父の手術の知らせは弟からの突然の電話だった。着信音から嫌な予感はしていたけど、こういうことは何の前触れもなく突如としてくる。そして時間とともに受け入れていく(ほかない)。
限られた命を意識する。親も自分も、そして子供たちにも。
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」という映画のコピーがあったけど、ほんとにその通りだ。分かっていれば苦労しない。でも分からないのが人生の醍醐味でもある。
そういえば昔ボーイスカウトで習った言葉に「備えよ、常に」というのがあったな…まさに。