Su- (Design Office)
4-4-302 Nishiyama-cho
Ashiya-shi, Hyogo
659-0083, Japan
Phone. 0797-75-8076
E-mail. info@su-u.pw
https://su-u.pw
西宮から姫路の北に位置する福崎町へ。車で長距離移動。地図を見ていて通り道だと気付き、二十歳の頃に住んでいた滝野社へ寄ってみる。一袋20円台の袋乾麺を買い漁っていたジャパンや、ご馳走だった吉野家や王将が当時のまま残っていて時間が戻ったようだった。住んでいたマンションも外壁こそ塗装されていたが変わっていない。ここ闘竜灘も。ベランダから沈む夕日をよく見ていたものだ。それにしても貧乏だったなぁ…
帰りは六甲山を越える。山の中腹、有馬を望む裏六甲からの景色と芦屋を眼下に大阪湾を一望できる展望台でしばし浸る。
家族がインフルエンザでダウンしていたので、久しぶりに出勤。昼過ぎにBOOKLORE 中島さんと岩瀬さんと作品集の打ち合わせ。理系の中島さんならではの資料の作り方が新鮮。は〜こうやっていつも本を作ってはるんやなーとひとの頭の中をみているようで面白い。5月発行に向けて進んでいるが、まだはっきりとした形はみえていない。制作を楽しみたい。それにしても中島さんは髭が伸びたな。岩瀬さんは髪ちょんちょんに短かった。
「明日は晴れです」
Утре е Велики
Demain, c’est le grand
Huomenna on suuri
कल महान है
Holnap lesz a nagy
Yarın büyük olduğunu
Zítra je velký
Jutri je veliki
Morgen is de grote
Imorgon är stort
静かな作業日になるかなと思いきや、昼間に未塵子ちゃん(突然のknock)→akubiの潤さん(突然のmessage)が来てくれる。話すことでまた意識が変わっていく。流れが変わっていく。
寒中見舞いのハガキを同じマンション内に住んでいるお友達の郵便受けに娘と出しに行く。投函後、僕はその足でスーパーへ夕飯の買い出しに。娘は一人で家まで帰ることに。同じ敷地内だから棟から棟への移動だけだけど、4歳の子にとっては(うちの子にとっては)一人で帰ることはちょっとした冒険。でも”一人でできる”ことが嬉しくてしょうがないのか、ワクワクで一杯の表情をする。娘の姿が見えなくなるまで見守っている僕に「パパちゃんはさきに買い物行っていいよ!」とさけびながら建物内へ走り去ってしまった。
夜、富士ファミリーというテレビ特番を見ていて薬師丸ひろ子が「自分の人生を歩み始めているんだよ」と言い放つシーンがあり、娘のあの嬉々とした表情が思い浮かぶ。前へ前へ進んでいるんだなぁ…なんとも感慨深い。
24節気制作メンバー西村ゆりちゃん、児玉彩さんと京都で新年会。一件目はビストロのフレンチ。二件目はゆりちゃん推薦による楽園。名前のインパクトを裏切らないカオス感満載のお店だったけど、居心地が良かった。いわゆる猥雑だと言われるものが店内を彩っているけれど、店主の気配りや持てなし、料理の美味しさ、トイレ内の配慮…等々、それらを含めてあらためてこの店名を掲げたことに一本取られた気がした。
ここに向う道中、呼びこみのおっちゃんに「どこいくのん?」と言われ「最後の楽園」と返したときのおっちゃんの「あぁ…」という”お前大丈夫か”的ななんとも言えない顔が最高に面白かった。
朝は事務所を掃除して、芦屋川駅周辺にある「三十番」で大好きな海老卵とじ焼飯を食べ、道の駅「akubi」で本を衝動買いし(ここは美容院)、「CA」で明日の朝食用の林檎を買い、Su-の2016年の業務は本日で終了しました。再開は2017年1月4日(水)となります。
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今年もたくさんの出会いに満ちていました。ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください!
長野からウチダゴウさん・徳島から森香菜子さんが、しばらくの展示に来てくださる。ウチダさんと顔をあわせるのは今日で2回目。正直なところ10歳くらい年上だと思っていたら3歳年下だった。2016年のびっくりランキング3位入賞。
画家の植田真さん、奥さんの加奈子さん、お子さんのさくちゃんと新神戸から神戸市立森林植物園へ。昨日の下見が失敗に終わったので、結局植田さんたちがよく行かれるコースに変更してもらった。天候がよく、気温も暖かく、おまけに紅葉も最高。道は芦屋川からのそれとは違い、広くとてもおだやか。川に沿って進む感じだったので水の音も心地よかった。途中、上高地の梓川に似た場所で珈琲を淹れる。川の先に池があったので水面をピョンピョン飛ばす水切りで遊ぶ。懐かしい。子どもの頃は飽きもせずずっとやっていたなぁ。
植物園は落葉がびっしりで道が見えないほど。紅葉を踏みしめて進んだ。
素晴らしい1日。
今日は山道の下見に。2歳の子が同行できる道をさがす。芦屋川から岡本の方に抜ける道はどうかと歩いてみる(会下山遺跡→蛙岩→金鳥山→保久良神社)が急勾配、長丁場になるので断念。別のルートを考えることに。下山後、椎木彩子さんの展覧会を観るためGULI GULIへ向かう。
東京からきた田中紗樹さんと、大阪の岩瀬ゆかさんと山へ。いつものコース、芦屋川駅から滝の茶屋を越えて黒岩まで。あいにくの天気でさわやかな景色を見ることはできなかった。でも雨水を多分に含んだ山は静かな表情があって良い。黒岩で飲む珈琲は相変わらず美味しいし。下山後、神戸へ。三宮で家族と合流してぞろぞろtoiroとspace eauuuに。eauuuでのんびりお茶の時間。長女が嫌がらず輪の中に入って座れたことにすこし驚く。この秋くらいから奴さんを100個以上は折っていて、この日も得意げに大小二つの奴が完成。
「しばらくの展示」両会場に在廊。toiroで開催する「お話会」の参加者へのお土産「トイロの唄」がまだできていなかったので、夕方に安藤さんとシルクスクリーンで刷る。
東京から来られていたkiteというレーベルの阿部航太さんも手伝ってくれた。恐縮。慌ただしくtoiroへ着いた時は、もう会の準備やらができていてキュッと身が引き締まる。参加してくれたツダモトシさんに「緊張してんの?」と図星をつかれてスタート。何を話していたのか思いだせない部分も多々あるけれど…しばらくの3名が個々に感じていたことをあらためて聞けたのも良かったし、皆さんの意見も伺うことができて有意義な時間になった。
快晴。気温もあたたかい。事務所の掃除をして、明日の「お話会」、明後日の「山案内」の準備をする。昼過ぎに梅田に撮影の立会いへ。