Su- (Design Office)
4-4-302 Nishiyama-cho
Ashiya-shi, Hyogo
659-0083, Japan
E-mail. info@su-u.pw
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残りの設営、昨日の続き。結局オープン時間までやる。思った以上のものができて嬉しい。さっそくBOOKLORE 中島さんが来てくれる。toiroの窓側の席で外の景色をみながら色々話す。財布にお金が入っていなくて、お茶代をおごってくれた。展覧会やってよかったなぁとしみじみ。いや、おごってくれたからということではなくて… こういう時間を過ごせることに幸福を感じていた。
「しばらくの展示」朝から搬入と設営。届いた荷物の封を開けて盛り上がる。まずはtoiroへ。お昼はたこ焼きを食べつつ安藤さんが壁画の制作。プロジェクターによる下絵の投影がものすごく便利。児玉さんとtoiroすがのさんがカッティングシートによる言葉を店内各所に貼っていく。夕方にもうひとつの会場space eauuuへ。一度パソコン上で配置していたけど、実際設置してみるとやはり調整が必要。思った以上に大判出力はうまく貼れたけども。残りの作業を明日にまわして22時に終了。帰りは安藤さんとマグロ丼を食べて珈琲飲みつつ最期の打ち合わせ。長い一日。
詳細はこちら!
http://shibaraku.link/news.html
「しばらく」という場所のような世界のようなものが、ちょっとずつ出来ている気がする。そこに行ったり来たり。ちょっと「しばらく」行ってくるわ!みたいな。あくまでも楽しみにしている場所。
そこは一人では歩けなくて、三人横並びになったら前進できる不思議なところ。
東京から塩屋に越されてきた阿部海太さんが絵を見せに事務所にきてくれる。前々から気になっていたけど原画を見たのも本人に会ったのも今日が初めて。
なんなだろうこの絵は…根っこの部分でとても惹かれる。源流、起源、そういった風景を見ているようだ。
「とにかく、作家はいつも光の中にいてください。
面倒だったり、大変なこともありますが、それが信じるということでもあります。
淋しいとか悲しいとかいったことは誰にでもあることです。
それだけに、それを求める人はいません。
僕らがつくり続けなければいけないのは、光です。
そこから煌めくものが素敵なことなんです。」
美術作家・永井宏さんの言葉より。
H.N harvest.n 永井宏展
2016.9/14 wed – 9/25 sun
at SO LEI (SEWING TABLE COFFEEE分室小屋)
http://tamazkue.sakura.ne.jp/pg1.html
お客様へ残暑見舞いを注文し昼をすませた午後3時。芦屋川河口へ。連日の猛暑のせいか川に水はなく、海も干上がっていていつもより先まで立つことができた。川に足をつけ、水の写真でも撮ろうかなとカメラを持ってきていたのだけど残念。しばらくテトラポットや海鳥、波など見て帰ることに。いつもは水中の底にあるフジツボ付きの小ぶりな岩たちも露わになっていて、フジツボ君のびっしりぐあいに感心していたら足を滑らせ転倒。見事にすっ転んでしまう。やっちゃった〜と思った瞬間、手足に痛みが走ってみてみると血が滴り落ちていた。こんな炎天下の時間帯に河口にくるもの好きは周りにいなく、重いカメラを持って川に足をつけることもできず挙げ句の果てに転んで一人で流血…なんて考えると、なんだか虚しくなった。まぁでも、カメラ損傷でも、骨折るでもなく怪我したぐらいで済んだのだから良かった。事務所に戻り、水で傷口の汚れを拭き取り、消毒液に悲鳴をあげて完。
昨日から奈良の実家へ帰省。父が手術入院しているためそのお見舞いも兼ねて。特にやつれてもなかったし顔色も声も元気だったので順調に回復しているよう。一安心。孫に囲まれた病室はさながら託児所のようで、子供たちははしゃぎ回っては大人たちに制される。
父の手術の知らせは弟からの突然の電話だった。着信音から嫌な予感はしていたけど、こういうことは何の前触れもなく突如としてくる。そして時間とともに受け入れていく(ほかない)。
限られた命を意識する。親も自分も、そして子供たちにも。
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」という映画のコピーがあったけど、ほんとにその通りだ。分かっていれば苦労しない。でも分からないのが人生の醍醐味でもある。
そういえば昔ボーイスカウトで習った言葉に「備えよ、常に」というのがあったな…まさに。
春から子供たちが保育園に通い出したこともあって、風邪、咳、熱、結膜炎、中耳炎、気管支炎、リンパ節炎…とあれやこれや家族の体調が崩れてしまい、なかなか皆で外出できなかったのだけど、今日は久しぶりにお出かけ。水族館に行きたい!という父の希望が通り晴れて須磨海浜水族園へ。長女が一番盛り上がったのは魚より隣接する遊園地の乗り物だった。こういう乗り物初めてだったから怖がると思いきや…全然楽しめるようになちゃって、、成長したんだね。もうちょっとしたら4歳かぁ。
そういえば、自分の幼少の頃の記憶ではブランコみたいな揺れる乗り物が怖すぎて「とめてー!」と泣き叫んで途中で降ろしてもらった記憶がある。その頃の映像は今でも残っている。隣には父親がいたなぁ。
今日のことも覚えていてくれたら嬉しいな。
夕方、芦屋川駅すぐの美容室akubiさんで岩瀬ゆかさんと待ち合わせ。美容室なのに髪を切らずとも本を閲覧できるスペースがあったり、店主の潤さんが気さくなので「ここどうぞ」とカット中のお客さんの真横の椅子をすすめてくれたり「どこいかはんの?」「デート?」とかカット中なのにあっさり手を止めて声を掛けてくれたりで、ワーワーギャーギャーと笑いながら「じゃあまた」と店をでる。
数歩いった向かいのカフェBRADIPOへはいり、お茶しつつ打ち合わせ。ネルドリップコーヒーとキウィのショートケーキ、ここはいつも丁寧な味がして美味しい…いや、メインは打ち合わせ。小一時間ほど。
岩瀬さんと別れ、さらに数歩いった向かいの芦屋川不動産へ。約2年前に事務所の物件を紹介いただいて以来、道端で会って挨拶することはあっても僕が今どんな仕事をしているかなど話したことはなかった。有難いことに地元の芦屋市立美術博物館での展覧会広報物など手掛けさせてもらったので満を持して挨拶にあがることに。今でも思う、あの物件を紹介されていなかったら…どうなっていたのだろうと。「本当にありがとうございました」と心より御礼を申し上げ、展覧会チラシと招待状を受け取ってもらった。
雨が上がり、夕空。山の脇に入道雲。坂道を駆け上がり「ええとこやなぁ」とあらためて街を見おろす。
7時起床。身支度して車で現地に向かう。昨日の前夜祭と違って場の空気が違っていた。「人がとにかく(数)すごい」「テント場が難民キャンプみたいになる」など前もって聞かされていたので心積もりは出来ていた。開場から早々にお客さんが来てくださり、山内さんはひたすら描く、僕はひたすらバッチを作る。ありがたいことに昼過ぎには今日の予約が埋まってしまった。そして夕方には明日の予約が埋まってしまった。
この似顔絵屋「FACE SHOP」は、もちろん似顔絵を(山内さんが)提供するのだけど一番はお客さんとの出会いで、似顔絵を描きつつその方の生活や周辺のことを会話を通じて垣間見れるのが面白い。たった20分程度だけど、そこに醍醐味があると思う。
暗くなるまでめいっぱいやらせてもらって、営業終了。この日の宿は車で1時間とかなり離れているので早々に向かう。昨晩と同じ宿代のビジネスホテルだったが、ドライヤーも完備で建物に経年劣化もなく、おまけに無料の朝食(バイキング)が付いている豪華さだった。ホテルのスペックに満足したら、ラーメンを食べに刈谷駅周辺へ。夜の街を徘徊しこの日も12時頃就寝。
山内庸資さんと「FACE SHOP」という似顔絵屋で出店するため、愛知県蒲郡で開催される「森、道、市場 2016」へ。車で約3時間半ほどの長い道のり…いやほんと遠かった。会場はラグーナビーチという広く海に面した場所で、天気も良く素晴らしいロケーション。3日間の会期中、4つあるステージではライブもあり、飲食・物販・ワークショップなど数百の出店もあり、来場者はテント泊もできるといった盛大に楽しめるイベントになっている。個人的にフェス的な催しは経験したことがなかったのだが、これが「ピースフル」というものか…と(意味あってる?)思わずにはいられない風景が広がっていた。
この日は5名の似顔絵をつくらせてもらい、同じブース内に出店していた「やまくに」さん(高知から8時間かけて来たそう…)でいりこおにぎりと味噌汁をいただき(美味い!)、方々に挨拶して退散。今日の宿泊所は隣町のビジネスホテルで、なんとも年期が入っており更にドライヤーがないのがショックだったが悪くはなかった。12時頃就寝。